焼却炉とダイオキシン
なぜ焼却炉からダイオキシンが発生するのでしょう。
ゴミを燃やすと難分解性で有毒な環境汚染物質である「ダイオキシン」が 発生することはよく知られています。 このダイオキシンは、ジベンゾパラジオキシン、ジベンゾフラン、 ビフェニルという3つの化合物に塩素が結合した化合物群の総称で、 塩素の数や結合する位置によって数多くの化合物が存在します。
ダイオキシンとは
ダイオキシンは正式にはダイオキシン類と言います。
一般的に言われるダイオキシンとは単一の物質ではなく、
ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、
コプラナーポリ塩化ビフェニル(co-PCB)という物質の総称で、塩素の数や
その位置が異なる異性体が数多く存在し、それぞれ毒性が異なります。
焼却炉の設置
無許可では設置できない焼却炉もあります。
焼却炉の設置にあたり、ごみの種類や処理能力に応じて届出や許可の 取得が必要な場合があります。 また届出の不要な焼却炉であっても、法律で定められた構造基準と維持管理が 適用され、構造基準に適合しない焼却炉は使用することができません。
家庭用焼却炉
家庭用焼却炉についての心配点。
初めて家庭用焼却炉を購入しようとする場合、いろいろ不安な点もあるでしょう。 家庭用焼却炉を購入するなら、まずは基準を満たした構造基準適合型焼却炉を 選びましょう。 構造基準適合が保証されている焼却炉であれば、焼却炉を使うことで行政から 指導を受けることもありません。